地熱発電

地中深くに埋蔵されている蒸気を直接タービンを回して電気を起こす方法があります。地球は、表面からの深度が深くなるに連れて温度が上がり、一般的には深さ30kmから50kmで1千度の温度に達していると言われています。つまり、地球は一つの大きな熱の貯蔵庫と見做すことができるのです。しかし、この熱源はあまりにも深いところに存在するために、現代の技術力をもってしても、人間にはこれをエネルギー資源として利用することは不可能なのです。しかし、それでも地熱を利用して電気を起こすことができる場所があります。それは火山のそばなどです。
火山や天然の噴気孔、温泉変質岩などがある、いわゆる地熱地帯と呼ばれるところでは、深さ数kmの比較的浅いところに、およそ1千度の温度のマグマ溜りと呼ばれる、岩石が融解している場所があります。そして、地面から浸透してきた雨水などがこのマグマ溜りによって加熱されて蒸気や熱水となる地熱貯留層を形成していることがよくあります。深さ数km程度の浅い場所ならば、現在の人間の技術力でも十分に対応することができます。そこで、このような地点に貯えられた熱を直接的にエネルギー源としてりゆすることが出来るのです。

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